2025年07月
早稲田大学演劇映像学会第44回大会および関連企画のご案内 (2025年07月24日)
以下の通り、早稲田大学演劇映像学会第44回大会、および関連企画を開催いたします。
奮ってご参加ください。
早稲田大学演劇映像学会第44回大会
日時:2025年9月21日(日)13:00~17:55
場所:早稲田大学戸山キャンパス36号館382教室 ※予約不要
第Ⅰ部 研究発表 13:00〜15:40
・作花素至(修士課程)
「『独立愚連隊』論――戦後日本「敗戦の文化」から脱走した男たち(仮)」
・長尾和幸(修士課程)
「ウディ・アレンと作者性 ー非出演/主演作に着目してー」
・田口彗震(修士課程)
「デイヴィッド・リンチ作品における〈見る〉という行為(仮)」
・近藤春菜(博士課程)「ジャック・ルコックの俳優教育法について(仮)」
—— 総会 ——
第Ⅱ部 講演会 16:15-17:55
キャサリン・プロフェタ講演(ドラマトゥルク、イエール大学ドラマスクール教授)
「ダンスドラマトゥルギーと観客の問題」(英語発表・日本語字幕)
共催:早稲田大学総合人文科学研究センター「イメージ文化史」部門・早稲田大学国際共同研究「動きのドラマトゥルギー」(研究代表者 中島那奈子)
リハーサル室でのドラマトゥルクの役割についてよく耳にする言葉に、「観客の代弁者」というものがある。しかし、ドラマトゥルクがどうして観客の望みを知る特別な立場にあるのだろうか。また、なぜ観客と呼ばれる人々の集まりが代弁者を必要とすると、私たちは想像するのだろうか。 この講演では、ダンス界におけるドラマトゥルクの歴史について短く言及した後、振付家ラルフ・レモンとの仕事での逸話を例に挙げながら、ダンスドラマトゥルクと観客との関係に迫っていく。プロフェタは、自身の最終的な観客に対する理解と、それに対するドラマトゥルクの関係が、その仕事の過程でどのように崩され、また再構築されてきたかを考察する。そして、プライバシーと対極にあるプレゼンテーション、人種的偏見のある見方、寛大さといったテーマを探求していく。
*懇親会:18:30〜 於戸山キャンパス33号館6階 第11会議室
関連企画
日時:2025年9月20日(土)14:00~17:00
場所: 早稲田大学戸山キャンパス33号館1605室(第10会議室)
「キャサリン・プロフェタさんによるドラマトゥルギー・ワークショップ」
要申し込み(以下に掲載しておりますチラシのバーコードよりお申し込みください)
※8月末締切(応募者多数の場合は選考あり)
詳細はdramaturgsmeeting@gmail.comにお問い合わせください。
